「子どもを連れて自然の中でゆっくり過ごしたい」
そう思ってデイキャンプを計画したけれど、
「何を持っていけばいいの?」「子どもがぐずったらどうしよう?」
と不安に感じる人も多いのではないでしょうか。
私も最初の子連れキャンプでは、忘れ物や想定外のトラブルがたくさんありました。
でも、少しの準備と工夫でぐっと快適に過ごせるようになります。
今回は、初めての子連れデイキャンプを失敗しないための持ち物リストと準備のコツを紹介します。
デイキャンプの基本:1日で楽しむ“ゆるアウトドア”
デイキャンプは、泊まらずに日帰りで楽しむアウトドアのこと。
テントや寝袋がなくてもOKで、ピクニック感覚で気軽に始められます。
子どもがまだ小さいうちは、
「宿泊キャンプよりハードルが低い」「昼寝や帰宅時間を調整できる」などのメリットが大きく、
ファミリーには特におすすめです。

子連れにやさしいキャンプ場の選び方
1.トイレ・水道・日陰が整った場所を選ぶ
子ども連れで重要なのは「清潔なトイレ」「手洗いしやすい水道」「木陰やタープが設営できるスペース」。
子供はいろいろなものを触りますし、汚れます。
ご飯を食べた後は手もテーブルもベトベトに…ということがよくあるので水道の近さや清潔感はキャンプ場を選ぶポイントの一つになります。
2.車の乗り入れができるサイトを選ぶ
子供を見ながら荷物を持って駐車場を往復することはなかなか大変です。
車を横付けできるサイトを選べば、荷物の積み下ろしがスムーズで、子どもが疲れてもすぐ車に戻れるので安心です。
また、車の中でおむつを替えたり着替えたりすることができるので大変便利です。

3.混雑具合・アクセスの良さも要チェック
初めてのデイキャンプは近場でOK。
さらにスーパーやコンビニが近いキャンプ場を選べば買い忘れがあっても安心です。
移動時間が短いと、子どもも機嫌良く過ごせます。
人気シーズンは早めの予約を!
4.ファミリー向け設備の有無も確認
遊具・芝生広場・浅い川などがあるキャンプ場は、子どもが飽きずに過ごせます。
子供が走り回って転んでしまっても大きな怪我にならないように芝生や砂の平坦な場所がオススメです。
必要な持ち物リスト(子連れデイキャンプ版)
基本セット
- テーブル・チェア
- タープ(日陰づくりに必須)
- クーラーボックス(飲み物・食材用)
- 食器・カトラリー
- ゴミ袋
- ウェットティッシュ
- 虫除けスプレー・日焼け止め
※バーナー or カセットコンロ
※調理器具(鍋、フライパン、トングなど)
子ども関連グッズ
- 着替え(多めに2〜3セット)
- おむつ・おしりふき・ビニール袋
- 子ども用チェア or マット
- お気に入りのおもちゃ・絵本
- 飲み物・おやつ(ぐずり対策に)
- タオル・帽子
あると便利なもの
- 扇風機 or 冷却タオル(夏場)
- 毛布 or ブランケット(春・秋)
- 救急セット(絆創膏・虫刺され薬など)
- レジャーシート
- 折りたたみバケツ(洗い物・水遊び用)
事前準備で当日がスムーズに!
1.持ち物は「用途別」にまとめておく
調理セット・子ども用品・食事関連など、カテゴリーごとに分けておくと現地で探す手間が減ります。
2.子どものスケジュールを意識する
お昼寝時間や食事タイミングを崩すとぐずりやすくなります。
「午前中に設営→お昼→昼寝→撤収」のように、リズムを考えてプランを立てましょう。
3.食事は作らなくてもOK
無理に調理をする必要はありません。
ご家庭で作ってきたお弁当を食べたり、パンを食べたり、その場で調理しなくても外で食べるだけでとても楽しい食事になること間違いなしです。
もし調理をする場合はホットサンドや焼きそばなど、準備と片付けが簡単なメニューがおすすめです。
さらに事前に食材を切ったり混ぜるだけの調味料を使えばより簡単になります。
当日を楽しむコツ
- 子どもの「楽しい」を最優先に
- 多少の汚れは気にしない
- 写真をたくさん撮る
完璧を目指すより、“みんなが笑って帰れること”を目標にすると、心に余裕ができます。
個人的にはたくさん写真を撮って欲しいと思います。
子供は外で遊ぶことが大好きです。
外で遊ぶ子供の表情はかけがえのないものですし、景色もいいので良い写真になります。
子供のいろいろな表情を写真に収めることで忘れられない思い出になります。

まとめ:子連れデイキャンプは“準備で9割決まる”
初めてのキャンプは、慣れないことも多くて大変ですが、きちんと準備すれば「また行きたい!」と思える最高の時間になります。
ぜひこの記事を参考に、あなたの家族にぴったりのデイキャンプを楽しんでください。
自然の中で過ごす時間は、きっと子どもにとっても忘れられない体験になるはずです。
