テント選びはキャンプの楽しさを左右する、最も重要なアイテム選びの一つです。
しかし、種類が多すぎて「何が自分に合うのか分からない」と悩んでしまう初心者の方も多いでしょう。
この記事では、テント選びで失敗しないためのポイントを徹底的に解説します。
テント選びで失敗しないためにまずは、テント選びの基本的な考え方から見ていきましょう。
テント選びで失敗しないために
テント選びで最も大切なのは、「自分のキャンプスタイルに合っているか」を見極めることです。
高価で高性能なテントが、必ずしもあなたにとって最適なテントとは限りません。
ソロキャンプなのに大きすぎるファミリーテントを選んでしまうと、設営や持ち運びに苦労する可能性があります。
まずは、以下のポイントを意識して、「自分にはどんなテントが必要か」を具体的にイメージしてみましょう。
- 誰と行くか?(使用人数)
- どの季節に行くか?(快適性)
- どんなキャンプをしたいか?(目的)
これらのイメージが固まるだけで、膨大な選択肢の中から自分に合うテントが絞り込めてきます。
キャンプ用テントの選び方の基礎知識
テント選びを始める前に、まずは基本的な知識を身につけましょう。
テントには様々な種類があり、「構造」や「素材」によって特徴が大きく異なります。
- まずはテントの種類と特徴を知ろう
- テントの構造と素材
- シングルウォールとダブルウォールの違い
これらの違いを知ることで、スペック表を見たときに「自分に合うかどうか」を判断できるようになります。
まずはテントの種類と特徴を知ろう
テントには以下のような基本的な形状(種類)があり、それぞれ設営のしやすさや居住性が異なります。
キャンプ初心者の方は、まずは代表的な種類の特徴を掴むところから始めましょう。
- ドームテント
- ツールームテント
- ワンポールテント
- ポップアップテント
- トンネル型テント
特に「ドームテント」や「ツールームテント」は、初心者の方にも扱いやすく人気があります。
1.ドームテント

最もスタンダードなタイプ。
2本(または3本)のポールをクロスさせて立てる、丸いお椀を逆さにしたような形が特徴です。
設営が比較的カンタンで、雨風にも強いバランス型。
多くのテントがこの形を基本にしています。
メリット
- 構造がシンプルで、初心者でも設営しやすいモデルが多い。
- ポールだけで自立する(ペグダウン前に動かせる)ものが多く、設営場所の微調整が楽。
- 風に強い構造。
- 価格帯、デザイン、サイズの選択肢が非常に豊富。
デメリット
- 天井が中央(一番高いところ)以外は低くなりがちで、端の方は少し圧迫感がある。
- 前室(玄関スペース)が小さいモデルも多い。
2.ツールームテント

「寝室」と「リビング」が一体になった、オールインワンの家。
寝るスペース(インナーテント)と、テーブルや椅子を置いてくつろげる空間(リビングスペース/前室)が連結している大型のテントです。
メリット
- これ一つでリビングと寝室が完結します。
- 雨や風の日でも、リビングスペースで快適に過ごせる。
- タープ(日よけ・雨よけの布)を別に張る必要がない(または最小限で済む)ため、設営が一度で終わる。
デメリット
- 大型で重く、収納サイズも大きい。車での運搬が前提。
- 設営が複雑で、ポール数が多く、時間がかかるモデルが多い。
- 広い設営スペース(区画サイト)が必要。
3.ワンポールテント

真ん中の1本ポールで支える、おしゃれなテント。
テントの中央に1本のポールを立てて、周りの布をペグ(地面に打つ杭)で固定して張る、円錐形(ティピー型)のテントです。
メリット
- ペグを打って、ポールを立てるだけなので設営が(慣れれば)非常に早い。
- 見た目がおしゃれで、キャンプサイトで目立つ。
- 天井が高く、開放感がある。
デメリット
- 壁が斜めなので、端のスペースがデッドスペースになりがち。
- 中央にポールがあるので、レイアウト(コットやテーブルの配置)に工夫が必要。
- ペグダウンが必須(自立しない)なため、固い地面だと設営が大変。
4.ポップアップテント

袋から出すと自動で開く、お手軽テント。
ワイヤーフレームが内蔵されており、収納袋から出すとバネのように広がり、ほぼ自動で設営が完了します。
「ワンタッチテント」と呼ばれることもあります。
メリット
- 設営が圧倒的に早い(数秒〜)。
- とにかく手軽で、重いポールを組み立てる必要がない。
デメリット
- 本格的な雨や風には弱いモデルが多い(あくまで簡易的なものとして)。
- 収納(たたむ時)にコツが必要。慣れないと袋に戻せないことも。
- 収納サイズが円盤状で、意外とかさばる。
5.トンネル型テント

「かまぼこ型」の、居住性バツグンなテント。
同じ形のアーチ状のポールを何本か通して、トンネル(かまぼこ)のような形を作るテントです。
構造的にはツールームテントの一種であることが多いです。
メリット
- 壁が比較的立っているため、デッドスペースが少なく、室内空間を非常に広く使える。
- ツールーム型なら、広大なリビングスペースを確保できる。
- 設営が直線的なので、意外とシンプル(ポールを通す作業がメイン)。
デメリット
- ワンポール同様、ペグダウンが必須(自立しない)。
- 風向きを考えて設営する必要がある(構造上、横風に少し弱い)。
- 大型モデルが多く、重くてかさばる。
テントの構造と素材
テントの快適性や耐久性は、使われている「生地(幕)」と「ポール(骨組み)」によって決まります。
特に生地の素材は、キャンプの快適さに直結する重要なポイントです。
テントの生地と材質
テントの生地(フライシートやインナー)には、主に3種類の素材が使われています。
それぞれメリット・デメリットがあるため、ご自身のスタイルに合わせて選びましょう。
| 素材 | 特徴 | メリット | デメリット |
| ポリエステル | 最も多くのテントで採用されている化学繊維。 | ・安価で軽量 ・吸水性がなく乾きやすい ・シワになりにくい | ・火の粉に弱く、穴が開きやすい ・結露しやすい傾向がある |
| コットン(綿) | 自然素材で、昔から使われている生地。 | ・火の粉に強い(焚き火向き) ・通気性・吸湿性が高く結露しにくい ・遮光性が高い | ・重く、かさばる ・濡れると非常に乾きにくい ・カビやすい |
| TC(ポリコットン) | ポリエステルとコットンの混紡生地。 | ・両方の良いとこ取り ・コットンより軽く乾きやすい ・火の粉に強く、結露しにくい | ・ポリエステルよりは重い ・価格が高めになる傾向がある |
テントポールの材質
テントを支えるポールにも種類があり、強度や重さが異なります。
現在主流の「アルミ合金」は、軽さと強度のバランスが良く、初心者の方にもおすすめです。
- アルミ合金:軽量で強度も十分。現在の主流であり、最もバランスが良い。
- グラスファイバー:アルミより重いが安価。エントリーモデルのテントによく使われる。
- スチール:重いが強度は抜群。ツールーム型など大型テントのメインポールに使われることが多い。
- カーボンファイバー:最も軽量で強度も高いが、非常に高価。登山用テントなどに使われる。
シングルウォールとダブルウォールの違い
テントには「シングルウォール」と「ダブルウォール」の2種類があり、これはキャンプの快適性を決める大きな違いです。
現在のキャンプ用テントは、そのほとんどが「ダブルウォール」を採用しています。
- ダブルウォール:テント本体(インナーテント)と、その上にかぶせる防水用の「フライシート」の二重構造。
- シングルウォール:フライシートがなく、テント本体の生地だけで防水・防風を行う一重構造。
初心者の方は、結露に強く快適な「ダブルウォール」を選ぶことを強くおすすめします。
| 構造 | 特徴 | メリット | デメリット |
| ダブルウォール (主流) | フライシートとインナーテントの二重構造。 | ・結露しにくい(快適性が高い) ・前室(荷物置き場)を作れる ・防水性・保温性が高い | ・設営に手間がかかる ・重く、かさばる |
| シングルウォール (登山用など) | 生地が一重。 | ・圧倒的に軽量でコンパクト ・設営が早い | ・結露しやすい(内側が濡れる) ・前室がないモデルが多い |
テントの選び方 – 5つのポイント
テントの基礎知識がわかったところで、次は「あなたに合うテント」を見つけるための具体的な5つのポイントをご紹介します。
これらのポイントを順番にチェックしていけば、後悔しないテント選びができるはずです。
- ポイント1:広さ(使用人数)で選ぶ
- ポイント2:設営・撤収のしやすさで選ぶ
- ポイント3:耐水性・防水性で選ぶ(耐水圧は最低1,500mm)
- ポイント4:予算(価格)で選ぶ
- ポイント5:季節・快適性(通気性など)で選ぶ
- (補足)デザイン・見た目のおしゃれ感
特に「広さ」と「耐水性」は、キャンプの快適さに直結するのでしっかり確認しましょう。
ポイント1:広さ(使用人数)で選ぶ
テント選びで最も基本的なのが「広さ(使用人数)」です。
テントのスペックには「3人用」「4人用」といった記載がありますが、これは「最大収容人数」を指すことが多い点に注意が必要です。
快適な空間を確保するためには、「実際に使用する人数 + 1〜2人」のサイズを選ぶのがおすすめです。
- 理由1:荷物置き場を確保するため
テント内には着替えや寝袋の袋など、意外と荷物を置くスペースが必要です。
- 理由2:圧迫感を減らすため
ギリギリの人数で寝ると、圧迫感がありリラックスできない可能性があります。
例えば、夫婦2人なら「3〜4人用」、親子4人(大人2人、子供2人)なら「5〜6人用」を選ぶと、居住空間に余裕が生まれて快適に過ごせます。
ポイント2:設営・撤収のしやすさで選ぶ
キャンプ初心者の方がつまずきやすいのが、「テントの設営」です。
せっかくキャンプに来たのに、テントを立てるだけで疲れてしまっては元も子もありません。
設営が簡単なテントには、以下のような特徴があります。
- ワンタッチ式・ポップアップ式:傘を広げたり、袋から出すだけで設営がほぼ完了するタイプ。最も簡単です。
- ポール本数が少ない:基本的に、使うポールが少ないほど設営はシンプルになります。
- パーツが色分けされている:ポールと、ポールを通すスリーブ(穴)が同じ色で分けられていると、迷わず設営できます。
特に「ワンポールテント」は、ペグ(地面に打つ杭)を打って中央のポールを立てるだけなので、大型テントの中でも設営が簡単な傾向にあります。
ポイント3:耐水性・防水性で選ぶ(耐水圧は最低1,500mm)
キャンプでは常に晴れているとは限りませんし、予想外に天候が変化することも多々あります。
急な雨に見舞われても安心して過ごすために、「耐水性(耐水圧)」は非常に重要なスペックです。
耐水圧とは、生地にどれくらいの水圧がかかったら水が染み出すかを示した数値(単位:mm)です。
- 一般的な傘の耐水圧:約500mm
- キャンプでの小雨:約500mm
- 通常の雨:約1,000mm
- 強い雨(大雨):約1,500mm
この数値はJIS規格(JIS L 1092)などで定められています。
キャンプ場の地面は水はけが悪いこともあり、テントの床(フロア)には体重などで強い圧力がかかります。
そのため、テントを選ぶ際は最低でも「耐水圧1,500mm」、できれば2,000mm以上あると、大雨でも安心して過ごせる可能性が高まります。
ポイント4:予算(価格)で選ぶ
テントは数千円のものから数十万円するものまで、価格帯が非常に広いです。
初心者の方のテント予算は、ソロキャンプなら「1.5〜3万円」、ファミリーキャンプなら「3〜5万円」程度が一つの目安とされています。
もちろん、これより安いテントもありますが、価格差には理由があります。
- 安価なテント(1万円前後)
- 魅力:導入しやすい価格。
- 注意点:耐水圧が低い、ポールが重いグラスファイバー、生地が薄い、などの場合があります。
- 標準的なテント(3〜5万円)
- 魅力:耐水圧1,500mm以上、軽量なアルミポールなど、必要な機能が揃っていることが多い。
- 注意点:大手ブランドのエントリーモデル〜ミドルクラスがこの価格帯に集中しています。
- 高価なテント(10万円以上)
- 魅力:最高クラスの素材(TC素材、軽量生地など)、高い機能性、デザイン性を備える。
- 注意点:オーバースペックになる可能性も。
まずは標準的な価格帯で必要な機能が揃ったものを選び、キャンプに慣れてから高機能なモデルにステップアップするのも賢い選択です。
ポイント5:季節・快適性(通気性など)で選ぶ
テントには使用する「季節」を想定したモデルがあります。
ほとんどのキャンプは「3シーズンモデル」(春・夏・秋)で対応可能です。
- 3シーズンモデル:夏の暑さに対応するため、通気性(ベンチレーション)やメッシュ部分が充実しています。
- 4シーズンモデル(冬用):寒さを防ぐため、スカート(テントの裾)が付いていたり、メッシュを閉じられる構造になっています。
初心者の方は、まずは「3シーズンモデル」を選ぶのが良いでしょう。
特に夏場のキャンプでは、テント内に熱がこもると非常に寝苦しくなります。
- ベンチレーション(換気口)がテントの上下(入口と天井など)にしっかり付いているか
- インナーテントのメッシュ部分が広いか
といった、「空気の通り道」が確保されているかを確認することが、快適なキャンプに繋がります。
(補足)デザイン・見た目のおしゃれ感
ここまでは機能性について解説してきましたが、デザインや見た目も大切な要素です。
機能性が十分であることを確認した上で、最後は自分が「カッコいい」「かわいい」と思えるデザインを選ぶことをおすすめします。
- モチベーションの向上:お気に入りのテントは、キャンプに行くモチベーションを高めてくれます。
- サイトの統一感:自分のキャンプギア全体(テーブルや椅子など)と色合いを合わせると、おしゃれなサイトが作れます。
機能とデザインのバランスを見ながら、愛着のわく一張りを見つけてください。
目的・利用シーン別 テントの選び方
最後に、具体的なキャンプの目的やシーン別に、どのようなテントが適しているかを解説します。
ここでは具体的な人気商品をピックアップしてご紹介します。
- キャンプ初心者向けの選び方
- ソロキャンプ向けの選び方(軽さ・コンパクトさ)
- ファミリーキャンプ向けの選び方(広さ・快適性)
それぞれ重視するポイントが異なるので、ぜひ参考にしてください。
1. キャンプ初心者向けの選び方
キャンプ初心者の方は、「設営のしやすさ」と「必要なものが揃う快適性」を重視するのがおすすめです。
最初からテントとタープ(日除け)を別々に買うと設営が2倍になり大変なので、オールインワンタイプが人気です。
初心者におすすめのテント① コールマン(Coleman)「タフワイドドーム」
「ザ・王道」の安心感。初心者のための完璧なファミリーテント。

- 圧倒的な信頼と実績
3ドームテントの代表格。「不動の人気」を誇ります。 - 設営がカンタン
初心者でもスムーズに設営できるよう設計されており、「初めてのテント設営」への不安を解消します。 - 快適な居住空間
名前の通り、家族4〜5人でもゆったり過ごせる広い室内空間と、高い耐水圧(最低1,500mm以上)を両立しています。 - コスパ最強
必要な機能がすべて揃った「スタートパッケージ」が用意されていることも多く、マットやシートも一度に揃うため、何を買えばいいか分からない初心者に最適です。
初心者におすすめのテント ②スノーピーク(Snow Peak)「アメニティドーム」
品質で選ぶならコレ。長く愛せる「一生モノ」の入門テント。

- 憧れのブランド力
高品質でデザイン性の高い「スノーピーク」の製品を、入門モデルの価格帯で体験できます。「どうせハマるなら、最初から良いものを」と考える方に刺さります。 - 風に強い設計
他のドームテントと比べて背を低く設計し、風の影響を受けにくい流線形のデザインを採用。天候が変わりやすいキャンプ場でも安心です。 - 高い耐久性と耐水圧
入門モデルながら、上位モデルと変わらない高い耐水圧(最低1,800mm)と高品質な素材を使用。長く使い続けられる「本物」の品質です。
初心者におすすめ③ ロゴス(LOGOS)「neos PANEL スクリーンドゥーブル」
リビングと寝室が一体化!快適さ重視の「2ルーム」入門。

- 全天候型の快適リビング
テントとタープ(リビング)が一体になった「2ルーム」タイプ。雨の日や虫が多い日でも、メッシュで守られた広いリビング空間で快適に過ごせます。 - 設営が簡単な「PANELシステム」
ロゴス独自の技術で、リビング部分の設営が驚くほど簡単。強度も高く、キャノピー(ひさし)を広げるのもスムーズです。 - 車との連結も可能
「車との連結」に対応しやすい構造で、荷物の出し入れやプライベート空間の確保も簡単。 - オールインワンの手軽さ
これ一つで寝室とリビングが完成するため、別途タープを購入・設営する必要がなく、結果的に荷物と手間を減らせます。
2. ソロキャンプ向けの選び方(軽さ・コンパクトさ)
ソロキャンプでは、すべての荷物を一人で運び、設営・撤収する必要があります。
そのため、「軽量・コンパクト」でありながら、一人の時間を快適に過ごせる「前室(荷物置き場)」があるかが重要です。
ソロテントおすすめ① コールマン(Coleman)「ツーリングドーム/ST」
広い前室を持つ、ソロキャンプ・ツーリングの「決定版」

- 雨天時も安心な広い前室
寝室とは別に、ヘルメットやブーツ、荷物を置ける広い「前室(土間スペース)」を確保。タープいらずで雨天時の簡単な作業や撤収が行えます。 - 初心者でも迷わない自立式
ポールを通して立ち上げるだけの簡単な「自立式」構造。ペグが打ちにくい場所でも設営でき、設営後にテントの向きを変えるのも簡単です。 - バイク積載OKなコンパクト収納
ソロやツーリングに特化しているため、収納サイズは非常にコンパクト。バイクの荷台にも積みやすく、徒歩キャンプでも持ち運びやすい絶妙なバランスが魅力です。
ソロテントおすすめ② テンマクデザイン「サーカスTC」
焚き火と相性抜群、オールシーズン快適な「TC素材」ワンポールテント

- 焚き火と過ごす秘密基地
最大の特徴である「TC素材(ポリコットン)」は、火の粉に強くテントの近くで焚き火を楽しめます。穴が開く心配をせず、思う存分炎を楽しめます。 - オールシーズン快適な空間
通気性と保温性を両立し、結露しにくいのがTC素材の強み。夏は涼しく、冬は暖かいため、一年中快適なキャンプを実現します。 - 設営簡単な広々ワンポール
ペグを打ち、真ん中のポールを1本立てるだけですぐに設営完了。一人では十分すぎるほどの広々とした空間(秘密基地)が手に入ります。
ソロテントおすすめ③ バンドック ソロベース BDK-79TC
ワイルドな野営を楽しむ、ミリタリースタイルの「パップテント」

- 無骨を極めるミリタリースタイル
軍用テント(パップテント)をルーツに持つワイルドなデザインが最大の特徴。自分だけの野営地を作り上げる「玄人感」と所有欲を満たしてくれます。 - 炎を眺めるタープ機能
火に強いTC素材に加え、前面をポールで跳ね上げればタープのように展開可能。雨風を防ぎつつ、炎を間近で眺める至福の時間を過ごせます。 - コット寝専用のプライベート空間
フルクローズすれば、コット(簡易ベッド)がすっぽり収まる絶妙なサイズ設計。地面の冷気や虫を避けながら快適に眠れる、まさに「大人の隠れ家」です。
3. ファミリーキャンプ向けの選び方(広さ・快適性)
ファミリーキャンプ(特に小さなお子さんがいる場合)は、「居住性(広さ・快適性)」を最優先に考えましょう。
テント内で着替えたり、雨の日に遊んだりできるスペースがあると安心です。
ファミリーキャンプにおすすめのテント① コールマン(Coleman)「タフスクリーン2ルームハウス」
圧倒的な遮光性で、夏も涼しく朝まで快眠できる定番テント

- 最強の遮光性
日光を90%以上ブロックする独自技術で、テント内の温度上昇を劇的に抑え、真夏の日中でも涼しく過ごせます。 - 朝までぐっすり快眠
光をほぼ完全にシャットアウトするため、朝日が差し込まず、家族全員が朝ゆっくりと眠れる快適な寝室環境を実現します。 - 初心者でも安心の設営サポート
ポールを差し込む場所が色分けされていたり、1人でも立ち上げやすいアシスト機能が付いており、大型テントの設営に対する不安を解消します。
ファミリーキャンプにおすすめのテント② スノーピーク(Snow Peak)「ランドロック」
どんな天候でも安心、家族を守るオールシーズン対応の最高峰リビング

- 最高峰のタフネスと居住性
風雨に強い堅牢なフレーム構造と広い室内空間で、どんな天候でも家族全員がリビングで安心して快適に過ごせます。 - 一年中使えるオールシーズン仕様
テント全周に冷気の侵入を遮断するスカートを装備しており、夏はもちろん、冷え込む秋冬キャンプにも対応できる万能性を備えています。 - 一生モノの永久保証
メーカーによる「永久保証」対象製品のため、万が一の破損時も修理を受けられ、世代を超えて長く安心して使い続けられます。
ファミリーキャンプにおすすめのテント③ DOD 「カマボコテント」
簡単設営で、超巨大なリビング空間を実現するトンネル型テント

- 驚くほどシンプルな設営
大型テントにも関わらず、ポールを数本通してペグダウンするだけのトンネル型構造で、設営にかかる時間を大幅に短縮できます。 - 圧倒的なリビング空間
寝室を吊り下げてもなお余裕のある広大なリビングが特徴で、テーブルやイス、遊び道具を置いても全く窮屈さを感じさせません。 - 季節で変わる自由なアレンジ
夏は壁面をフルメッシュ(網戸)にして涼しく、冬はフルクローズ(締め切り)しておこもりキャンプにと、季節やスタイルに合わせて多彩な張り方が可能です。
自分のキャンプスタイルをイメージして最適なテントを選ぼう!
この記事では、キャンプ初心者の方が後悔しないためのテントの選び方を、基礎知識から目的別の選び方まで詳しく解説しました。
最後に、この記事の重要なポイントをまとめます。
- テントの広さは「使用人数+1〜2人」で選ぶと快適。
- 耐水圧は「最低1,500mm」を目安に。雨でも安心できるスペックを選ぶ。
- 初心者の方は「ダブルウォール」構造で、「ドーム型」や「ワンポール型」など設営しやすいタイプがおすすめ。
- 生地やポールの素材(TC、アルミなど)の違いが、快適性や価格に直結する。
テント選びで最も大切なのは、「自分がどんなキャンプをしたいか」を具体的にイメージすることです。
テントは、あなたのキャンプライフにおける「家」となる大切な相棒です。
ぜひこの記事を参考にして、あなたのキャンプスタイルにぴったり合う、愛着の湧くテントを見つけてください。
すてきなキャンプライフのスタートを応援しています!
