【2025年完全版】兵庫県のキャンプ場おすすめ10選!絶景・高規格・穴場を徹底比較

「日本の縮図」とも呼ばれる兵庫県。
北は日本海、南は瀬戸内海、そして中央には緑豊かな山々と、エリアによって全く異なる表情を見せる兵庫県は、実は関西屈指のキャンプ激戦区です。

「海が見える絶景サイトが良い?」「子供連れでも安心な高規格が良い?」「満天の星空が見たい?」

そんな悩みを持つあなたのために、兵庫県内の数あるキャンプ場から、テント泊に最適なベスト10施設を厳選しました。
設備スペック、地面の質、独自の体験価値まで徹底調査した「プロの視点」でご紹介します。

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目次

兵庫県のキャンプ場選び 4つのエリア特性

まずは、目的地を絞るためにエリアごとの特徴を押さえましょう。

  1. 淡路島エリア(海・リゾート)
    明石海峡大橋を渡ってすぐ。高規格で初心者やファミリーに最適。ただし風対策と渋滞回避がカギ。
  2. 但馬エリア(高原・星空)
    県北部。標高が高く夏でも涼しい避暑地。「日本一の星空」が見られるエリアも。
  3. 丹波・播磨エリア(里山・川)
    日本の原風景が広がる。川遊びや農業体験、ペット連れに強い施設が多い。
  4. 神戸・阪神エリア(都市近接)
    アクセス抜群。仕事終わりやキャンプデビューに最適な「都会のオアシス」。
但馬、播磨、丹波、神戸・阪神、淡路島に色分けされた兵庫県の画像

【初心者・ファミリー必見】設備充実の「高規格」キャンプ場

まずは「キャンプデビューでも絶対に失敗したくない」、電源・お風呂・トイレ完備のトップクラス施設を紹介します。

1.ウェルネスパーク五色オートキャンプ場(淡路島・洲本市)

ウェルネスパーク五色オートキャンプ場の画像
引用:https://www.takataya.jp/autocamp

~関西キャンパーが認める「西の横綱」!公園一体型リゾート~
淡路島キャンプの代名詞的存在。
広大な公園の中にあり、キャンプ以外の遊びも充実しています。最大の特徴は、利便性を極限まで高めたサイト設計にあります。

ここがおすすめ!

  • 全区画に「流し台・AC電源」完備
    共同炊事場への移動ゼロ。サイト内で野菜を洗ったり、食後の片付けができるため、小さなお子様から目を離すことなく安全に過ごせます。
  • 遊び場が豊富
    徒歩圏内に「GOGOドーム」や広大な芝生広場、大型遊具があり、子供たちが一日中飽きずに遊べます。
  • 温泉「ゆ~ゆ~ファイブ」が隣接
    テント設営で汗をかいても、歩いてすぐ温泉へ。露天風呂でリラックスした後に、湯冷めすることなく自分のテントへ戻れます。

ひとことメモ
地面は土と芝生で少し硬めです。付属のプラスチックペグではなく、丈夫な「金属製ペグ」があると安心です。人気の「海が見えるサイト」は激戦なので、予約開始日(通常6ヶ月前の1日)のチェックをお忘れなく。

2.しあわせの村オートキャンプ場(神戸市)

しあわせの村オートキャンプ場の画像
引用:https://shiawasenomura.org/stay/autocamp/

~高速直結!神戸市街から一番近い「福祉と緑の総合リゾート」~
三宮から車で約25分という驚異のアクセス。
広大な敷地には病院から温泉、プールまで揃っており、「村」というより一つの街のような安心感があります。

ここがおすすめ!

  • アクセスと利便性が抜群
    阪神高速「しあわせの村ランプ」下車すぐ。スーパーやコンビニへの買い出しも容易で、キャンプ初心者や時間の少ないキャンパーに最適です。
  • 驚きの充実施設
    敷地内にはジャングル温泉、温水プール、体育館、馬事公苑、ミニゴルフ場があり、雨の日でも遊び場所に困りません。
  • 安心のセキュリティ
    入村にはゲート管理があり、夜間の部外者立ち入りが制限されているため、ファミリーや女性だけのキャンプでも安心して過ごせます。

ひとことメモ
AC電源付きのサイトは非常に人気で、予約開始と同時に埋まることも。
サイト地面は非常に硬い場所があるため、鍛造ペグとしっかりしたハンマーが必須です。

3.キャンプリゾート森のひととき(丹波市)

キャンプリゾート森のひとときの画像
引用:https://mori-hitotoki.com/

~森遊びと快適さのいいとこ取り!イベント充実のエンタメキャンプ~
「キャンプリゾート」の名にふさわしい高規格な設備と、スタッフによる温かいおもてなしが魅力。
ホテルやコテージも併設されており、アウトドアデビューに最適な環境です。

ここがおすすめ!

  • 週末の「キャンプファイヤー」
    週末や連休にはキャンプファイヤーやハロウィンなどのイベントが開催され、参加者全員で盛り上がれる一体感が魅力です。
  • 露天風呂付きの大浴場
    管理棟には立派な大浴場があり、森の緑を眺めながらゆっくり入浴できます。シャンプー等のアメニティも完備されています。
  • 選べるサイトバリエーション
    通常のオートサイトに加え、雨でも安心の「デッキサイト」や、手ぶらで楽しめる「キャビン」など、スタイルに合わせた選択が可能です。

ひとことメモ
敷地内はよく整備されていますが、自然の中なので虫対策は必須。
特に夏場はブヨ対策(長袖長ズボンや専用スプレー)をしっかり準備しましょう。

【絶景・非日常】星空と自然に没入するキャンプ場

「日常を忘れたい」「圧倒的な景色の中で過ごしたい」という中・上級者や、自然派ファミリーにおすすめのエリアです。

4.若杉高原おおやキャンプ場(養父市)

若杉高原おおやキャンプ場に張られているテントの画像
引用:https://ooyaski.com/camp/

~満天の星空に手が届く!アクティビティ満載の高原リゾート~
冬はスキー場として営業している斜面を利用したキャンプ場。
標高約700mに位置し、環境省認定の「星が最も輝いて見える場所」に選ばれたこともある絶景スポットです。

ここがおすすめ!

  • 日本一の星空体験
    夜に行われる「星空ハイキング」では、リフトに乗ってさらに高い場所へ。街明かりの届かない山頂から見る天の川は圧巻です。
  • 夏でも涼しい高原気候
    平地より気温が低く、真夏でも朝晩はひんやりするほどの快適さ。避暑キャンプに最適です。
  • 遊びの玉手箱
    芝そり、トランポリン、夏スキー(サマーゲレンデ)など、子供が体を動かして遊べるアクティビティが非常に充実しています。

ひとことメモ
ゲレンデを利用しているため、平坦な場所は限られています(絶景サイトは特に斜面が多いです)。
就寝時の快適さを確保するため、コットや厚手のマットを持参することをお勧めします。

5.星降る森 天-ten-(神崎郡・峰山高原)

星降る森 天-ten-のホームページの画像
引用:https://camp.ski-box.com/

~天空の絶景を独り占め!1日限定組数のプライベート空間~
峰山高原リゾートのさらに奥、標高約1,000m付近に位置する新しいキャンプ場。
視界を遮るものがない絶景と、計算されたサイト配置によるプライベート感が魅力です。

ここがおすすめ!

  • 圧倒的なパノラマビュー
    眼下に広がる山々、条件が合えば発生する「雲海」、そして夜の満天の星空。これらをサイトにいながらにして独占できます。
  • 広々としたプライベートサイト
    隣のサイトとの距離が十分に確保されており、話し声や視線を気にせず、静かな大人の時間を過ごせます。
  • 高規格で清潔な設備
    オープンして日が浅いため、トイレや炊事場などの設備が非常に綺麗でスタイリッシュ。女性やきれい好きの方も安心です。

ひとことメモ
標高が高いため風が強く吹くことがあります。風に強いテントや、長めのペグを用意しましょう。また、アクセス道は最後の一部が狭い山道なので運転には注意が必要です。

6.湯の原温泉オートキャンプ場(豊岡市)

湯の原温泉オートキャンプ場の木漏れ日が差し込むテントサイトの画像
引用:https://yunohara.camp/

~棚田の風情と名湯を味わう!阿瀬渓谷の入り口にある癒やしの場~
かつての棚田(段々畑)をそのままキャンプサイトに活かした美しい景観が特徴。
サイト内に温泉施設があり、観光拠点としても非常に優秀です。

ここがおすすめ!

  • 「湯の原館」の温泉が至近
    キャンプ場内に本格的な温泉施設があり、露天風呂からはサイトの風景や山々を一望できます。食堂も併設されています。
  • 農業体験や自然遊び
    季節ごとの「いも掘り体験」などのイベントや、場内を流れる親水広場での水遊びなど、自然と触れ合う遊びが楽しめます。
  • 段々畑によるプライベート感
    サイトが段差で区切られているため、隣のサイトと視線の高さがズレて、混雑時でも比較的プライベート感が保たれます。

ひとことメモ
段々畑構造のため、風の通りが良く、強風が吹く日があります。テントの張り綱(ガイロープ)はすべて確実にペグダウンして、風対策を行いましょう。

【体験・アクティビティ】海・川・ペットと遊ぶ

「ただ泊まるだけでは物足りない!」というアクティブ派へ。
釣りや川遊び、愛犬との時間など、そこでしかできない特別な体験ができる個性派キャンプ場です。

7.淡路じゃのひれオートキャンプ場(淡路島・南あわじ市)

淡路じゃのひれオートキャンプ場のホームページの画像
引用:https://janohire.co.jp/

~イルカと触れ合える!?海遊びを遊び尽くすマリンリゾート~
淡路島の南端に位置し、山派も海派も大満足の複合施設。
釣りやシーカヤックなど、海のアクティビティに関しては関西随一の充実度を誇ります。

ここがおすすめ!

  • イルカと遊べる
    併設の「ドルフィンファーム」では、イルカを見学したり、一緒に泳いだりできるプログラムがあり、子供たちにとって一生の思い出になります。
  • 釣りのメッカ
    「フィッシングパーク」があり、真鯛やハマチなどの大物を釣って、その場でキャンプ飯の食材にすることができます。
  • 選べる宿泊スタイル
    芝生のオートサイトだけでなく、エアコン完備のコテージやエアストリームも充実しており、季節を問わず快適に過ごせます。

ひとことメモ
海沿いのため日陰が少なく、夏場はタープが必須です。
また、風が強くなりやすいため、焚き火をする際は風防(陣幕)を用意するか、風向きに十分注意してください。

8.丹波篠山キャンプ場 やまもりサーキット(丹波篠山市)

丹波篠山キャンプ場 やまもりサーキットのホームページのトップページ
引用:https://yamamori-cct.com/

~ペダルゴーカートで駆け抜けろ!遊びと温泉のファミリー天国~
かつてのサーキット場跡地を利用したユニークなキャンプ場。
広々とした芝生と、隣接する質の高い温泉施設が魅力で、ファミリー層から絶大な支持を得ています。

ここがおすすめ!

  • 名物「ペダルゴーカート」
    本格的なサーキットコースを、足漕ぎ式のゴーカートで走り回ることができます。子供から大人まで夢中になれる人気アクティビティです。
  • 「やまもりの湯」へ徒歩移動
    徒歩圏内に昭和レトロな雰囲気が人気の「丹波篠山 今田薬師温泉 ぬくもりの郷」があり、源泉かけ流しの湯を楽しめます。
  • ドッグラン完備のペットフレンドリー
    柵に囲まれたドッグランサイトや、ペット専用の足洗い場などがあり、愛犬と一緒に快適なキャンプが楽しめます。

ひとことメモ
人気キャンプ場のため、土日の予約は争奪戦です。サイトは全面芝生で気持ちいいですが、水はけが少し悪い場所もあるため、雨予報の際はグランドシートの準備を念入りに。

9.南光自然観察村(佐用町)

南光自然観察村のホームページのトップページ
引用:https://www.nanko-camp.com/

~千種川の清流とハンモック!自然と一体になれるエコキャンプ場~
「名水百選」に選ばれた千種川のほとりにあり、環境学習もできる公営キャンプ場。
リーズナブルな料金ながら、設備の手入れが行き届いています。

ここがおすすめ!

  • 千種川での川遊び
    透明度抜群の川が目の前に流れており、夏は水遊びに最適。流れが緩やかな場所もあり、小さなお子様連れでも楽しみやすいです。
  • ユニークな宿泊棟
    憧れの「ツリーハウス」に宿泊できる数少ないキャンプ場。冒険心をくすぐる体験ができます。
  • 本格的なフィンランド式サウナ
    近年リニューアルされたサウナ施設があり、川のせせらぎを聞きながらの外気浴で「ととのう」体験が可能です。

ひとことメモ
川遊びをする際は、必ずマリンシューズとライフジャケットを着用しましょう。
また、自然豊かな場所なので、夜は野生動物(シカなど)の鳴き声が聞こえることもあります。

10.新田ふるさと村(多可町)

新田ふるさと村のホームページのトップページ
引用:https://shindenfurusato.com/

~伝説の「芝滑り」と渓流遊び!杉原紙の里で味わう里山体験~
標高500mの山間に位置し、日本の原風景のような里山の自然を満喫できるキャンプ場。
子供たちが夢中になる遊び場が自然の中に溶け込んでいます。

ここがおすすめ!

  • 名物「千ヶ峰そば」と「杉原紙すき体験」
    場内の食事処で手打ちそばを味わったり、伝統工芸の紙すき体験ができたりと、文化的な体験も充実しています。
  • スリル満点「お山の大将広場」
    山の斜面を利用した芝滑りはスピード感抜群!さらに夏場は渓流の水を利用した「水の滑り台」も登場します。
  • 区画整理されたオートサイト
    「天の川サイト」など、各サイトには流し台が付いており(一部除く)、適度なプライベート感と利便性が確保されています。

ひとことメモ
芝滑りや水の滑り台は、ズボンや水着のお尻部分が摩擦で破れることがあります。
必ず「ヒップスライダー」を持参するか、売店でレンタル(または購入)することをおすすめします。

兵庫キャンプを成功させる「3つのプロ技」

最後に、兵庫県でキャンプをするなら知っておきたい3つのポイントを伝授します。

1. 北部は「防寒」を徹底

但馬エリア(若杉高原、天-ten-など)は標高が高く、平地とは別世界です。
夏でも夜は20℃を下回り、春・秋は氷点下になることも。「一枚多めの羽織りもの」と「底冷え対策(厚手のマット)」は必須です。

ダウンを着た女性の画像

2. 淡路島の帰りは「魔の渋滞」を回避せよ

日曜日の夕方、淡路島から帰る際の「明石海峡大橋~垂水JCT」は激しく渋滞します。

  • 早朝撤収: 午前中に島を出る。
  • 遅延撤収: 夕食まで島内で済ませて20時以降に帰る。

このどちらかの戦略がおすすめです。

交通渋滞の画像

3. 食材は「道の駅」で現地調達

兵庫県は食材の宝庫。
現地の「道の駅」で食材を調達するのもおすすめです。

カゴに乗った野菜の画像

まとめ

兵庫県のキャンプ場は、高規格なリゾートから野性味あふれる高原まで、全国でもトップクラスのバリエーションを誇ります。

  • 安心・快適なら:ウェルネスパーク五色、しあわせの村
  • 星空・感動なら:若杉高原おおや、星降る森 天-ten-
  • 遊び・体験なら:淡路じゃのひれ、やまもりサーキット

ぜひ、あなたのスタイルに合ったキャンプ場を見つけて、素晴らしいアウトドアライフを楽しんでください!

テントの中で過ごす家族の画像
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この記事を書いた人

こんにちは、あきです。
兵庫県在住、2歳の娘のパパです。
家族でゆるく楽しむキャンプをテーマに発信しています。
初心者でも安心して始められる、自然と暮らしのアイデアをお届けします。

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